大法院は、妙心寺の塔頭寺院のひとつで、新緑と紅葉が美しく、春と秋にのみ公開されます。
1625(寛永2)年に開祖を淡道宗廉(たんどうそうれん)、開基を長姫によって創建されました。長姫は真田信之の孫で、真田家一統の墓は今もここにあります。

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客殿に座るとお茶の接待があります。このお寺の拝観料は600円ですが、抹茶とお茶菓子が付いています。お寺のパンフレットには「且坐喫茶」と書かれています。「まあ、座ってお茶でも一服召し上がれ」という禅の言葉だそうです。素敵な心遣いが嬉しいお寺なんですよ^^

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大法院の見所はなんといっても露地庭園。露地庭園とは茶室に通じる庭で、文字どおり「露に濡れた庭」を意味し、茶室に付随する庭のことです。
この庭園に見覚えがある人は多いのでは?
小学校の先生とお坊さんとの恋物語「ピュアラブ」。その舞台となった龍雲寺が、この大法院です。そんなに混雑することもないので、ぜひ訪ねてみてね♪

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☆大法院へは
 JR花園駅から徒歩10分ほどで妙心寺です。大法院は、妙心寺の境内にあります。
 拝観料  600円 (抹茶・お菓子付)
 春と秋のみ公開されます