東大寺二月堂の修二会(お松明)を見てきました^^
修二会(しゅにえ)は、752年に東大寺開山良弁僧正の高弟、実忠和尚によってはじめられたと伝えられます。以来一度も途絶えることなく続けられています。
一般に「お水取り」と呼ばれていますが、お水取りとは、3月12日深夜に若狭井(わかさい)という井戸から観音さまにお供えする「お香水(おこうずい)」を汲み上げる儀式をいいます。お松明は、この行を勤める練行衆の道明かりとしてともされる大きな松明のことです。
19:00、松明が二月堂の階段をゆっくり上がっていきます。巨大な火の玉は屋根や天井が焦げるのではないかとハラハラさせられます。
そして、二月堂の舞台出ると、北西角で高々と掲げられます。その後、舞台を北から南へ移動します。手持ち撮影のため長時間露光はできないので、あまり迫力は感じませんが、間近で見ると迫力あるよ!
南西角で再び高く掲げられます。そして振り回されると、一気に火の粉が散って圧巻です!
この火の粉を浴びると無病息災で過ごせるなどと言われますが、服はボロボロになるし危険ですよね。このお松明は、全部で10本上がります。(12日のみ11本)間近で見ると良いものですよ^^
お水取り(お松明)は3月12日だけと思っている人が多いけど、1日から14日まで毎晩あります。週末や期間後半は混雑するので、早めに行かれることをおすすめします。12日は大混雑で、立ち止まって見ることはできないそうです。
お水取りが終わると、奈良に春がやってくるといわれています。
いよいよ春本番ですね♪
☆東大寺へは
JR、近鉄奈良駅から、奈良交通バス「大仏殿・春日大社前」下車、徒歩10分
近鉄奈良駅から徒歩だと約25分