気ままにフォトスケッチ

旅行やお出かけの日記とデジカメ写真のブログです

和歌山の庭園めぐりとマリーナシティの花火 (9/16)

番所庭園と温山荘庭園を訪ね、マリーナシティの花火を楽しみました♪

番所庭園(ばんどこていえん)は、和歌山市雑賀崎(さいがさき)にある”番所の鼻”と呼ばれる、平坦で海に長く突き出た岬を庭園に整備されたものです。
紀州藩は海の防備のため遠見番所を設けました。藩領の長い海岸線には、十数ヶ所に番所がありましたが、和歌山城に最も近い番所、狼烟場として重要な所でした。

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岬の前に大小4つの島があります。男島・女島・双子島と呼ばれ、伝統的な紀州釣りでチヌ(クロダイ)の好釣場です。ここへよく釣りに行ったものです。久しぶりに行きたくなりました^^
岬は平坦で大芝生広場となっています。ふかふかの芝生を歩いて、青い空を仰ぎ、美しい海や島を眺めると、最高のリフレッシュになりました♪

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ランチは”和歌山ラーメン”で決まり!
当地では、中華そばと呼ばれています。大きく分けて、車庫前系と井出商店系に分かれるとか。
海南市の「楠本屋」で食べました。井出商店のラーメンに似た感じの、こってり感と豚骨ベースの豚骨醤油味(だと思う)が とても美味しかったです♪

Ramen


温山荘(おんざんそう)は、海南市琴ノ裏にある日本庭園です。
日本で初めて動力伝動用革ベルトを製作し、世界有数のベルトメーカーとなった新田帯革製造所の創業者である新田長次郎が大正初期から造園しました。
温山荘の名称は、翁の“温山”の雅号が由来です。当初は翁の健康維持のために使用していましたが、在世中に一般人にも解放されるようになりました。

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庭園内の大小の池は海につなっており、海水が入り込んでいます。池畔を歩くと、ボラが泳いでました。潮入式池泉回遊庭園と呼ばれ、潮の干満に応じて水位が上下するそうです。
園内にはユニークな灯籠があります。これはハートマークが彫られた燈籠♡
ハート型は”猪の目”と呼ばれ、「勢いをつける、繁盛」などの意味で造られたのではないかと言われています。

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風通しを良くするために掘られたトンネルを抜けると、プライベートビーチがありマリーナがありました。現在は周辺が埋め立てられ、泳ぐことはできなさそうでした。。。

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マリーナシティにあるポルトヨーロッパでは、花火と音楽”スターライト イリュージョン”という花火ショーが行われます。夕方に入園したらすごい人でした。。。
日が暮れてくるとイルミネーションがきれいです。のんびり花火の時間を待ちましょう♪

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花火は建物の裏側の海上で打ち上げられます。建物越しに見ていたので、仕掛け花火などの低い花火は見えませんが、とても美しい花火に大満足でした^^

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書寫山圓教寺と夢前そば畑 (9/15)

姫路の”田園アート”が今年で見納めというので、書寫山圓教寺を訪ねてみました。
書写山へは、ロープウェイで空中散歩を楽しみながら山上駅へ。坂道を20分ほど歩きます。
圓教寺は海抜371mの山上にあり、山間を利用して建物が点在しています。966(康保3)年に性空上人によって開かれた天台宗の修行道場の寺で、西国27番札所でもあります。

ロープウェイから”田園アート”が見えます。田園アートとは、田んぼに種類の異なる稲の穂を使って絵を描き出すもので、「ひめじ田宴アート実行委員会」が取り組んでいます。古代米を含む6種類の異なる品種の稲を使うそうで、きれいな姫路城が浮かび上がっていました^^
このアートは今年が最後だそうです。10月20日に刈り取るそうです!

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拝観料を納めて急な参道を上ると仁王門です。

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仁王門を経て15分ほど歩くと摩尼殿(如意輪堂)です。マニとは梵語の如意だそうです。本尊は如意輪観音で、掛造り(舞台造り)が壮大でした♪

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大講堂です。圓教寺の本堂にあたるお堂で、お経の講義や論議が行われる学問と修行の場です。室町中期の建物で、食堂、常行堂とともにコの字型に立ち並んで「三つの堂」を形成しています。食堂(じきどう)は、修行僧の寝食のための建物ですが、現在は写経道場と寺宝の展示館となっています。

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開山堂(奥の院)は、圓教寺開山の性空上人を祀られています。書寫山一千年の歴史のシンボルとして灯明が燃え続け朝夕欠かさず勤行がおこなわれている圓教寺奥之院の中核です。現在の建物は江戸初期の建築だそうです。

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展望台からの播磨の眺めと、参道から見える田園アートです。きれいでした♪

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書写山をあとに、県道を北上すると夢前町のそば畑が現れます。純白で可愛いそばの花も素敵でしょう^^

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☆書寫山圓教寺へは
 JR・山陽電鉄 姫路駅前から、神姫バス「書写ロープウェイ行」で終点下車
 ロープウェイで4分
 山陽自動車道「山陽姫路西IC」から10分、無料駐車場あり

☆夢前そば畑へは
 書写ロープウェイ乗り場から、県道67号線を北へ10分程度

般若寺の咲きはじめたコスモス (9/8)

般若寺は、飛鳥時代に高句麗僧の慧灌(えかん)法師によって開創されました。のち聖武天皇が鬼門鎮護の寺として堂塔を建立したという古刹です。
境内には国宝の楼門、本堂、十三重石塔、二基の笠塔婆などがあります。

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「般若」は、インドの言葉(梵語)である、サンスクリット語の「プラジュニャ-」がパ-リ語に訛ると「パンニャ」になります。これを漢字に音写すると「般若」となり、根元智、太初の叡智、太極智、本地の叡智といった意味だそうです。
室町時代に能面の「般若」が作られたことから鬼女の面を想像される方も多いですが、本来は仏様の智恵のことです。
般若寺の本尊は文殊菩薩騎獅像であることも頷けますね。

また、境内一面に咲き競うコスモスが美しい”花の寺”として有名な般若寺。咲きはじめたコスモスが秋の訪れを告げていました♪

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般若寺の真ん前にある「植村牧場」。
初代牧場主が病弱だったため、「自分の健康のために飲むつもり」で、乳牛を飼いはじめたのが植村牧場のはじまりだそうです。街の中で一番古いという牧場は、一日1500本の低温殺菌牛乳を、1本1本真心をこめて製品にされています。
ここでは知的障害のある従業員15名余りも頑張って働いておられ、搾りたての新鮮な牛乳は、奈良ホテルやレストランに宅配されています。

その新鮮な牛乳から作られたソフトクリームは、濃厚なコクと香りが素晴らしい逸品!
搾りたての牛乳をふんだんに使った牧場ならではの贅沢な味でした^^

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☆般若寺へは
 JR、近鉄奈良駅から奈良交通バスで。
 無料駐車場あり

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