番所庭園と温山荘庭園を訪ね、マリーナシティの花火を楽しみました♪
番所庭園(ばんどこていえん)は、和歌山市雑賀崎(さいがさき)にある”番所の鼻”と呼ばれる、平坦で海に長く突き出た岬を庭園に整備されたものです。
紀州藩は海の防備のため遠見番所を設けました。藩領の長い海岸線には、十数ヶ所に番所がありましたが、和歌山城に最も近い番所、狼烟場として重要な所でした。
岬の前に大小4つの島があります。男島・女島・双子島と呼ばれ、伝統的な紀州釣りでチヌ(クロダイ)の好釣場です。ここへよく釣りに行ったものです。久しぶりに行きたくなりました^^
岬は平坦で大芝生広場となっています。ふかふかの芝生を歩いて、青い空を仰ぎ、美しい海や島を眺めると、最高のリフレッシュになりました♪
ランチは”和歌山ラーメン”で決まり!
当地では、中華そばと呼ばれています。大きく分けて、車庫前系と井出商店系に分かれるとか。
海南市の「楠本屋」で食べました。井出商店のラーメンに似た感じの、こってり感と豚骨ベースの豚骨醤油味(だと思う)が とても美味しかったです♪
温山荘(おんざんそう)は、海南市琴ノ裏にある日本庭園です。
日本で初めて動力伝動用革ベルトを製作し、世界有数のベルトメーカーとなった新田帯革製造所の創業者である新田長次郎が大正初期から造園しました。
温山荘の名称は、翁の“温山”の雅号が由来です。当初は翁の健康維持のために使用していましたが、在世中に一般人にも解放されるようになりました。
庭園内の大小の池は海につなっており、海水が入り込んでいます。池畔を歩くと、ボラが泳いでました。潮入式池泉回遊庭園と呼ばれ、潮の干満に応じて水位が上下するそうです。
園内にはユニークな灯籠があります。これはハートマークが彫られた燈籠♡
ハート型は”猪の目”と呼ばれ、「勢いをつける、繁盛」などの意味で造られたのではないかと言われています。
風通しを良くするために掘られたトンネルを抜けると、プライベートビーチがありマリーナがありました。現在は周辺が埋め立てられ、泳ぐことはできなさそうでした。。。
マリーナシティにあるポルトヨーロッパでは、花火と音楽”スターライト イリュージョン”という花火ショーが行われます。夕方に入園したらすごい人でした。。。
日が暮れてくるとイルミネーションがきれいです。のんびり花火の時間を待ちましょう♪
花火は建物の裏側の海上で打ち上げられます。建物越しに見ていたので、仕掛け花火などの低い花火は見えませんが、とても美しい花火に大満足でした^^